Room 1
【Naho Ide solo exhibition】
井手菜穂 “ だんだん ”
2026.3.13(Fri) - 3.28(Sat)
Close : 日・月・火曜 / Sun, Mon, Tue
12:00-19:00 最終日17:00まで / The last day until 17:00
*レセプションパーティーはございません。

▶︎PRESS RELEASE

“ おちて、ゆく ” oil, ceramic balloon medium on canvas 60×60cm 2026

s+arts (スプラスアーツ)より、井手菜穂 個展「だんだん」の開催をお知らせいたします。

油絵具、オイルパステルにカルサイトやシェル等の素材を使い、独自のマチエールを構築しながら風景画を描く井手菜穂。一見抽象画にも見える彼女の作品は、今までに出会った自然の記憶や小説などから思い描く風景や、音楽を聴いて浮かんでくるイメージも取り入 れています。近年では、風景の一部として視点をクローズアップし、表情や触感がより感じられるような表現も多く見られるようになりました。“見える風景を忠実に描いていない「風景画」を表現している”と作家自身が言うように、それらは井手の中にある記憶や想像、 希望が入り混じり、鮮やかな色彩に花や木々のある風景へと形成されています。素直に浮かんだイメージに寄り添うことで、エネルギー が感じられるような作品を目指します。

風景を描くことに拘ること、そこに深い意味があるのか?と考えた時、平穏な生活を過ごせることが井手にとっての「風景画」だと話します。今もなお、決して平穏だとは言えない社会の中で、平常心で過ごしていきたいという想いは年々深くなっており、それが“雨の風景” を多く描く事に繋がったと自身の作品について考えます。力強くも繊細な雨の気配を含めながら、井手自身の感性、心理などを反映させるように描かれた様々な花や風景を同じ空間で展示することで、そこから垣間見える社会の深層を探っています。

「この1年は画材とキャンバスの大きさについても考えることが多かった。
その分筆が進まなかったが、考えていた分、頭に浮かんだ絵がそのまま指に伝わり描くことも出来た。
受け止めて、考えて、或いは閃いて、それがどんな絵になるのか、楽しみながら作品と会話しています。
今まで通り素材も油絵具が中心ですがマチエール素材も大事にしています。
日々の生活から感じたこと、願い、祈りを描きたい。
それらに向かうとき、油絵具だけか、マチエール素材が必要か、相変わらず考えています。
観ていただく方には、目の前にある絵を感じたままに想像してほしいです。」--- 井手菜穂

井手は、自身の作品と向き合う中で、年月について考えることが多いと話します。だんだんと...こうなる、ああなる、など日々様々な想いを巡らす中で、今回は、展示タイトルを「だんだん」といたしました。人々の生活に小さな幸せの感情を生み出すモノとして存在する作 品を制作ししたいという想いを抱きながら、少しずつ見えてきた、目標へ向けての過程を考えて制作した作品を発表いたします。これまでにない色彩を組み込んだ作品など、新たな表現も生まれ、大変楽しみな展示となりました。
これを機に、井手菜穂の新作展を是 非ご高覧ください。


井手 菜穂 Naho Ide
1970 神奈川県生まれ
1993 女子美術大学 芸術学部絵画科洋画専攻卒業/研究室賞
1996 女子美術大学 大学院 美術研究科美術専攻(洋画)修了

個展
2026 「だんだん」 s+arts(東京)
2025 「サイゲツ」 s+arts(東京)
2024 「歳月」 s+arts(東京)
2023 「整うまでの、歳月」 s+arts(東京)
2022 「整うまでの、」 s+arts(東京)
2021 「咲く 深層」 s+arts(東京)
2020 「saku sakanu saita」s+arts (東京)
2019 「macroscopic + microscopic」s+arts (東京)
2018 「imagine」Shonandai Gallery(東京)
2017, 15~09 井手菜穂展 Shonandai MY Gallery(東京)
2008, 07, 04, 00 井手菜穂展 ギャラリー山口(東京)
1997 井手菜穂個展 三菱オートガーデン(東京)

主なグループ展
2026, 25, 24, 23, 22, 21 「サロン・ド・フィナール展」 目黒区民ギャラリー(東京)
2026, 25, ,24, 23 「伊勢原美術協会展」伊勢原中央公民館(神奈川)
2026, 22, 19, 17, 15, 06 「女子美大みやぎ支部同窓会展覧会」せんだいメディアテークギャラリー(宮城)
2025, 24, 23, 22, 21 「5,000 or 10,000YEN Art 展」 アートコネクトヨコハマギャラリー(神奈川)
2024, 21 「女子美術大学同窓会第8回神奈川支部展」 横浜市民ギャラリーあざみ野(神奈川)
2023 「女子美大みやぎ支部同窓会展覧会」TURN ANOTHER ROUND(宮城)
「フィナール小品展」Jazz-Musician(長野)
2019 「サロン・ド・フィナールパリ展(大村マリさんへのオマージュ)」ギャラリーアルテミス(パリ)
「サロン・ド・フィナール東京展(大村マリさんへのオマージュ)」NHKふれあいギャラリー(東京)
2018 「女子美大神奈川支部同窓会展覧会」 藤沢市アートスペース(神奈川)
2017 「Shonandai MY Gallery 10th Anniversary Exhibition」 Shonandai Gallery(東京)
「日常的ドローイング展」 Shonandai Gallery(東京)
2016 「MY Way 2016」 Shonandai MY Gallery(東京)
2015, 12 「女子美大神奈川支部同窓会展覧会」茅ヶ崎市美術館(神奈川)
2009 「顔 顔 顔 展」Shonandai MY Gallery(東京)
2009, 08 「アートジャム展」ギャラリー山口(東京)
2008 「空と雲展(3人展)」gallery d.g(東京)
他、1990年からグループ展多数

イベント
2020 SHIBUYA SLOW STREAM 渋谷リバーストリート(東京)

Award、他
2023 Amazon TV スクリーンショットに作品画像提供
2003, 02, 01 サロン・ド・フィナール国際美術展 松坂屋別館(東京)/ 03年奨励賞
2000~1998, 96, 95 第36~34, 32, 31回 神奈川県美術展入選 神奈川県民ホールギャラリー
1999~96 第1~4回いせはら市展 伊勢原市立中央公民館(神奈川)/ 第3回市長賞
1995 月刊アドバタイジング表紙掲載(卒業制作作品)/ 1995年表紙掲載作家近作展(兜屋画廊・東京)

アートフェア(全てs+arts・Shonandai Galleryより出品)
2024 KOBE ART MARCHÉ(兵庫)
2019 LUMINE ART FAIR -My first collection- (東京)、rooms39(東京)、ONE ART TAIPEI (台湾)
2017 Affordable Art Fair Hong Kong (香港)、Affordable Art Fair Singapore(シンガポール)
2016 Affordable Art Fair Singapore(シンガポール)
2015 Young Art Taipei(台湾)、Affordable Art Fair Singapore(シンガポール)
2014 ART APART ART FAIR (シンガポール)
2010 ART Singapore (シンガポール)