Room 2
Kei Makita solo exhibition 】
蒔田圭 " イメージの拡張 "
2026.10.2(Fri) - 10.17(Sat)
Close : 日・月・火曜 / Sun, Mon, Tue
12:00-19:00 最終日17:00まで / The last day until 17:00
*レセプションパーティーはございません。
' トラからひろがる風景 ’ キャンパスに油彩 72.7 x 91 cm 2026
s+arts(スプラスアーツ)より、蒔田圭 個展「イメージの拡張」の開催をお知らせいたします。
蒔田圭は、日常的に描いているボールペン画をもとに、油彩表現を用いて描き起こすという手法で制作をしています。無意識に描かれる抽象的な線の重なりを手掛かりに、形が浮かんで見えてくるところからイメージを膨らませ、人物や植物、動物など、現れてくるモチーフに命を吹き込むように情景を描いていきます。そこには、人格や世界観、空気感、時間軸等、様々なものが画面の中を浮遊している かのように現れます。
これまで蒔田は、ボールペン画の細い線を筆で描くことを軸に、様々な油彩の表現を取り入れ、抽象や具象等を織り交ぜて描くことをして制作してきました。2年ぶりの個展となる本展「イメージの拡張」では、ボールペンでの抽象的な線の積み重ねによるイメージの広がりではなく、油絵具の物質感、オイルで溶いた絵具の垂れや跳ね、油彩で描きこんだモチーフなどからイメージを膨らませます。ボ ールペン画に現れるような形を探りながら、モチーフを形成した作品を発表いたします。
「手掛かりを得た後にどんどんとイメージが進んでいき、塗り重ね、塗りつぶし、形を追い、形を抽象化し、また形を探る。その繰り返しの果ての作品をどうぞご覧ください。作家のフィルターを通した作家自身が発想した世界か何かが現れています。」--- 蒔田圭
蒔田特有の表現方法でもある細い線を含めながらも、イメージの形成過程をこれまでとは異なる方法で試みた今回の作品は、繊細さ と大胆さ、具象と抽象等が一つの絵画空間に織り交ぜられています。そうすることで、蒔田の不思議な世界観が更に強調されているようにも見受けられ、大変興味深い展示となりました。描かれるモチーフはいつもどこか歪で、独特の雰囲気を放ちながらも、愛らしさや面白さが魅力的な蒔田圭の新作群を是非お楽しみください。
